プロレスファンでなくても一度は聞いたことがある、アントニオ猪木の入場曲『炎のファイター INOKI BOM-BA-YE』!
イントロの「イノキ!ボンバイエ!」という掛け声が印象的で何故か闘魂がみなぎってきます。この闘魂の源は一体何なのか?!今回はその魅力に迫る!
『炎のファイター INOKI BOM-BA-YE』とは
『炎のファイター INOKI BOM-BA-YE』は「イノキ!ボンバイエ!」の掛け声から始まるアントニオ猪木の入場曲として有名です。「イノキ!ボンバイエ!」の掛け声の後「ファイ!」と聞こえるのは猪木本人の声で、実際は「ファイト!」と言っています。
原曲はモハメド・アリの伝記映画『アリ/ザ・グレーテスト』の主題歌で、1976年「格闘技世界一決定戦」にて猪木と対戦したアリから友情の証として猪木に贈呈されました。それをアレンジしたものが『炎のファイター INOKI BOM-BA-YE』です。
ちなみに「ボンバイエ」とはリンガラ語の「Boma ye」で、直訳は「奴を殺せ!」になりますが、「やっちまえ!」程度の意味で使われる言葉のようです。
つまり例のイントロの掛け声…
「イノキ!ボンバイエ!」=「猪木!やっちまえ!」
ということですが、直訳は…
「イノキ!ボンバイエ!」=「猪木!奴を殺せ!」
となります。
実は闘魂揺さぶる中々過激な曲だったのです!
『炎のファイター INOKI BOM-BA-YE』アリの原曲
こちらが『炎のファイター INOKI BOM-BA-YE』の原曲、モハメド・アリの『ALI BOM-BA-YE』です。
イントロの「イノキ!ボンバイエ!」の掛け声が「アリ!ボンバイエ!」になっていますが、それ以外の違いはほとんど無い!
『炎のファイター INOKI BOM-BA-YE』 歌詞
1977年には『炎のファイター/アントニオ猪木のテーマ INOKI BOM-BA-YE』としてレコード化されました。
注目すべきは歌詞が付けられたB面の『いつも一緒に』です。当時の猪木の配偶者で、元妻である女優の倍賞美津子が歌を担当。曲もかなりアレンジされています。
いつも一緒に
歌:倍賞美津子
作詞:なかにし礼
作曲:マイケル・マッサー
いつも一緒なの愛があるから
男は戦いに今日もまた出かける
女はただ待つだけ
何ひとつ手につかず
おろおろしている
長すぎる一日
いつも一緒なの愛があるから
いつも一緒なの愛があるから
男は戦いの旅から帰った
女はただ甘える
もうどこにも行かないで
明日よ来ないで
幸せが眩しい
いつも一緒なの愛があるから
まとめ
名曲はB面にあり!
【長州力入場曲】パワーホールはこちら
【藤波辰巳入場曲】マッチョ・ドラゴンはこちら