W★ING Tシャツ
数あるプロレスグッズの中でも人気の高いTシャツ。プロレスのTシャツはとんでもないデザインが多く、プロレスファン以外からは白い目で見られることも!しかし、それもまたプロレスTシャツの魅力!
そんなプロレスTシャツの中でも一際異彩を放つのがW★INGのTシャツです。W★INGは90年代初期に活動していたプロレス団体で、大仁田厚のFMWを超える過激なデスマッチ路線でコアなマニア層の支持を受けました。“世界で最も危険なプロレス団体”と評され現在も伝説のプロレス団体として語り継がれています。
伝説のプロレス団体W★INGのTシャツは、少量生産かつデザインが唯一無二のためカルト的人気を誇り、当時生産されたものはオークションなどで数万円の値が付けられることも。
※リバイバルで最近作られたものは、比較的入手しやすいです。
当時のW★ING Tシャツは、バンドTやレコードジャケットも手がけるデザイナー植地毅氏が制作したものが特に素晴らしく、W★ING Tシャツの価値は植地毅氏の功績が大きく関係しています。
※植地毅氏は、デスマッチファイター葛西純選手のTシャツなども手掛けています。
今回は、当時の希少なW★ING Tシャツの中から植地毅氏デザインの1枚を紹介します!
レザーフェイスvs松永光弘 五寸釘デスマッチ Tシャツ
1993.5.5 小田原市スタジアムで行われた、レザーフェイスvs松永光弘の五寸釘デスマッチ Tシャツ!
※五寸釘デスマッチは場外に釘板を敷きつめ、どちらかが落下することで決着するという文字通りのデスマッチ!
Front
Front:全体
Front:アップ
とてつもないインパクにして完成されたデザイン!
色使い、そして写真の使い方が素晴らしい!
言葉では表現できない愛を感じます!
Back
Back:全体
Back:アップ
中央の五寸釘が唯一無二の存在感!
極太の筆文字も強烈!
言葉では表現できない愛を感じます!
Other
肩ロゴ
肩のプリントが渋い!
おそらくプロレスのTシャツでは、W★INGが初!
“SPIKE NAIL DEATHMATCH”の文字も五寸釘でデザイン!
細部までこだわった植地毅氏の仕事力!
©︎W★ING プロモーション DISTRIBUTED ARTSTORMの文字が!
さりげないコピーライトの記載もカッコイイ!
まとめ
プロレスのTシャツは著名人が着ることも珍しくはありませんが、W★INGのTシャツを着ている著名人は、水道橋博士とラッパーのサイプレス上野氏くらいかもしれません。
水道橋博士は90年代伝説のテレビ番組、“浅草橋ヤング洋品店”にW★ING Tシャツを着て出演したことも!
サイプレス上野氏はポーゴTシャツやW★ING BEST CHAMP 1993 Tシャツを愛用しています。いずれも植地毅氏デザインのW★ING Tシャツ!至高の名作です。