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【永久保存版】猪木引退スピーチ全文「この道を行けばどうなるものか」名言の元ネタは?

アントニオ猪木の引退スピーチといえば「この道を行けばどうなるものか」が印象的な詩、『道』を披露したことで有名です。今回は猪木引退スピーチ全文と『道』の元ネタを考察!

「この道を行けばどうなるものか」『道』元ネタは?

『道』

この道を行けば
どうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せば
その一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさ

アントニオ猪木

このアントニオ猪木自身の生き様を表現したともいえる『道』は自身の引退スピーチで披露されました。猪木著書の詩集では一休禅師の言葉であると記載されており、元ネタは一休禅師として広まりましたが、実は猪木の勘違い!本当の元ネタは清沢哲夫という哲学者の詩が元ネタで、清沢哲夫著書『無常断章』に掲載されています。

『道』

此の道を行けば
どうなるのかと
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
ふみ出せば
その一足が道となる
その一足が道である
わからなくても歩いて行け
行けばわかるよ

清沢哲夫

猪木の『道』と清沢哲夫の『道』はほぼ一緒ですが、わからなくても歩いて行け」の部分を「迷わず行けよ」に猪木流アレンジをしています。

猪木引退スピーチ全文

1998年4月4日に東京ドームで行われたアントニオ猪木引退試合後のスピーチは素晴らしく、『道』朗読前の「人は歩みを止めた時に、そして挑戦を諦めた時に年老いていくのだと思います」という言葉も名言です。

以下に猪木引退スピーチ全文を書き起こしました。

 

私は今、感動と感激、そして素晴らしい空間の中に立っています。

心の奥底から湧き上がる、皆さまに対する感謝と熱い想いを止めることが出来ません。

カウントダウンが始まってから、かなりの時間が経ちました。

いよいよ今日が、このガウンの姿が最後となります。

思えば、右も左もわからない一人の青年が力道山の手によって、ブラジルから連れ戻されました。

それから、38年の月日が流れてしまいました。

最初にこのリングに立った時は、興奮と緊張で胸が張り裂けんばかりでしたが、今日はこのような大勢の皆さまの前で、最後のご挨拶が出来るということは本当に熱い思いで言葉になりません。

私は色紙にいつの日か『闘魂』という文字を書くようになりました。それを称してある人が『燃える闘魂』と名付けてくれました。

闘魂とは己に打ち勝つこと。

そして、闘いを通じて己の魂を磨いていくことだと思います。

最後に、私から皆さんに、皆さまにメッセージを贈りたいと思います。

人は歩みを止めた時に、そして挑戦を諦めた時に年老いていくのだと思います。

この道を行けば
どうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せば
その一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ
行けばわかるさ

ありがとー!

 

まとめ

ありがとー!

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