プロレスラーには様々な決めポーズがありますが、武藤敬司の『プロレスLOVEポーズ』は特に有名です。今回は『プロレスLOVEポーズ』の影響力に迫る!
『プロレスLOVEポーズ』とは?
『プロレスLOVEポーズ』は武藤敬司が掲げるコンセプト『プロレスLOVE』を表現したポーズ。動作は両手の指でキツネの形を作り、それを唇に当ててから両腕を上げ「イーヤーッ」という決めゼリフを発します。
モノマネ芸人の神無月がモノマネすることでプロレスファン以外にも広まりました。
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— プロレスリング・ノア |PROWRESTLING NOAH (@noah_ghc) February 12, 2021
『プロレスLOVEポーズ』いつから?意味は?
『プロレスLOVEポーズ』の起源は、武藤の新日本プロレス在籍時までさかのぼります。武藤がヒールユニットNWOジャパンに所属していた際に取り入れたウルフパックポーズが『プロレスLOVEポーズ』の原型です。ウルフパックポーズは狼型(キツネの形)にした指先を仲間同士で合わせる事でチームの結束力をアピールしていました。そして一人ウルフパックポーズとして指先を自らの唇に当ててから、片手だけを上げるポーズに進化。
その後、武藤は2001年新日本プロレスにて『プロレスLOVE』を合言葉にしたユニット『BATT』を結成し、現在の両腕を上げ「イーヤーッ」という決めゼリフを発する『プロレスLOVEポーズ』として使用し始めました。
『BATT』を結成した当時は、K-1やPRIDEなど総合格闘技の波が到来!プロレスラーも総合格闘技に参戦し始めプロレス人気は低迷していました。『プロレスLOVE』は、その状況に対するアンチテーゼとして武藤が掲げたコンセプトです。
まさに『プロレスLOVEポーズ』はプロレスに対する愛が込められています!
芸能界にも浸透する『プロレスLOVEポーズ』
モノマネ芸人の神無月がモノマネすることで芸能界にも『プロレスLOVEポーズ』が浸透しました。
お笑い芸人アンガールズのポーズは『プロレスLOVEポーズ』が原型で武藤本人の許可を得て使用しています。SKE48の松井玲奈、松井珠理奈も『プロレスLOVEポーズ』を使用しており、武藤本人から直接指導も受けています。
またK-1の武尊が勝利した際は、リングに上がり二人で『プロレスLOVEポーズ』を披露するなど、仲の良さがうかがえます。
まとめ
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