炎上といってもSNS上の炎上ではなく本当に火ダルマになる炎上アクシデントに見舞われた金村ゆきひろ大火傷事件!今回はデスマッチ史上、最も凄惨なアクシデントと言っても過言ではない金村ゆきひろ大火傷事件に迫る!
※金村ゆきひろ(現:金村キンタロー)
金村ゆきひろ大火傷事件とは?!
世界で最も危険なプロレス団体“W★ING”の1993年10月に行われた小田原駅前旧市営球場大会にて事件は起きました。この日のメインは金村ゆきひろ&中牧昭二vs邪道&外道によるスクランブル・ファイヤーデスマッチ。灯油を染み込ませ燃える布を巻きつけた有刺鉄線、燃え上がるトーチを各2面ずつ設置。
試合は邪道&外道が火炎バットを持参するなど大荒れな展開に。金村も奮闘しますが中牧が邪道&外道につかまり劣勢になったところで、高山秀男(現:非道)がリングに灯油をブチまけ着火。
なんと邪道は火の海と化したリングに金村をパワーボムで叩きつけます。
金村の体が炎に包まれコスチュームに引火!完全に火ダルマ状態となった金村はリングの下に転げ落ち、のたうち回るも10秒以上も火ダルマという超カオス状態!
6分46秒、レフェリーストップで邪道&外道の勝利!
セカンドに水をかけられなんとか最悪の事態は免れましたが、背中一面の皮膚が剥がれる大火傷!金村は半年以上の長期欠場に追い込まれます。
佐々木貴と金村のトークによると、背中ではなく前(胸・腹)が火傷していたらショック死していたというから驚き!
金村と邪道&外道の関係
金村の大火傷はあくまでアクシデントでしたが、邪道&外道から惨い虐め(悪ふざけ?)を受けていたようです。金村は「憲法がなかったらぶっ殺す」とまでインタビューで語るほどでしたが、なんだかんだで兄弟分の間柄。ファイヤーデスマッチはあくまで事故で、大火傷の恨みは一度も抱いたことはないようです。
また金村はW★ING崩壊後、FMWにて邪道、外道、非道、雁之助と共にブリーフ姿でリングに上がる「ブリーフブラザーズ」としても活動していました。
まとめ
火の用心