アントニオ猪木といえば「1、2、3、ダー!」というほど有名なフレーズ。そもそも「1、2、3、ダー!」とは一体何なのか?今回は「1、2、3、ダー!」誕生の瞬間に迫る!
「1、2、3、ダー!」とは?!
「1、2、3、ダー!」はアントニオ猪木が試合後や大会の締めに片手を突き上げて叫ぶフレーズです。プロレスファン以外にも馴染みのあるフレーズで、プロレス興行以外のイベントでも猪木が「1、2、3、ダー!」と叫ぶだけで観客と驚異の一体感が生まれます。
「1、2、3、ダー!」誕生の瞬間!
「1、2、3、ダー!」誕生前は、試合に勝った猪木が片手もしくは両手を突き上げ「ダー!」と叫んでいました。「ダー!」という言葉自体に意味があるというよりも、猪木が感情のままに叫んだ結果が「ダー!」になったと推測されています。
では「ダー!」が「1、2、3、ダー!」になったのはいつなのか?!それは1990年2月10日、新日本プロレス東京ドーム大会、メインイベントのアントニオ猪木&坂口征二vs橋本真也&蝶野正洋のタッグマッチ終了後です。
大会の前年に参議院議員となった猪木は、久しぶりの試合ということもありメリハリのない試合展開に。何とか延髄切りで蝶野からピンフォール勝ちを収めましたが、やはり盛り上がりはイマイチ。
そこで、どうにかして東京ドームの大観衆を盛り上げようと、猪木が叫んだのが「1、2、3、ダー!」です!
何と猪木が「御唱和願います。1、2、3でダーです」と観客にやり方を説明しています。
そして、誕生の瞬間が来た、、、
「1、2、3、アッ、ダー!」
初めての「1、2、3、ダー!」は「アッ」が入っています!
後々カウント前に「行くぞー!」が入り、
「行くぞー!1、2、3、ダー!」が定着しました。
1990年2月10日は同時多発的に名言誕生!
1990年2月10日新日本プロレス東京ドーム大会、何とこの日は「1、2、3、ダー!」だけではなく伝説の名言が同時多発的に誕生していました。
それはメインイベント、アントニオ猪木&坂口征二vs橋本真也&蝶野正洋の試合直前、それぞれの控室で名言が生まれます!
猪木の名言「出る前に負ける事考えるバカいるかよ」
そして橋本真也の名言「時は来た!それだけだ」です!
まとめ
内閣府は2月10日を伝説の記念日として祝日にするべきだ。