名勝負

【伝説の秒殺】北斗晶vs紅夜叉!一撃必殺ノーザンライトボム!【女子プロレス名勝負】

女子プロレスの“秒殺”といえば北斗晶vs紅夜叉が有名です。今回は、お互いの持ち味を120パーセント引き出した伝説の名勝負、北斗晶vs紅夜叉を考察!

紅夜叉とは?

紅夜叉は木刀・赤い特攻服の暴走族レディーススタイルで一世を風靡した女子プロレスラー。

1989年、本名の安田留美としてジャパン女子プロレスでデビューしするも1991年に退団し、そのまま引退。1992年、風間ルミに誘われLLPWの旗揚げに参加して現役復帰。1993年から紅夜叉に改名し、暴走族レディーススタイルが話題になり人気を博します。

北斗晶vs紅夜叉

1993年6月11日後楽園ホール、全日本女子プロレスのリングで行われた北斗晶vs紅夜叉は、紅夜叉がブレイクするきっかけとなった試合です。

当初、北斗晶とLLPWのハーレー斎藤の試合が決定していましたが、ハーレー斉藤が怪我で欠場することに。試合当日まで北斗晶の対戦相手は「X」として名前が伏せられていました。

試合前、北斗は「ハーレーが出られないんだったらな、社長の風間がくればいいんだよ」とイライラモード。

そして試合当日に現れた「X」が紅夜叉でした。

リングインするなりいきなり北斗の顔面にツバを吐きかける紅夜叉!微動だにしない北斗!

紅夜叉は「自分がバリバリ紅夜叉だ!天下を取りにやってきたぜ!」とマイクアピール!やはり微動だにしない北斗!

出典:https://youtu.be/5q9V0iwndeE

試合開始のゴングが鳴り、いきなりうんこ座りをして睨む紅夜叉!対して北斗はあぐらをかいて応戦!すごい構図!

数十秒の睨み合いを経た後、紅夜叉は木刀攻撃で奇襲。喉輪落としなどで何度も北斗を叩きつけるが北斗は余裕で立ち上がる。その後も目潰しやコーナーからの喉輪落としなど紅夜叉が北斗を一方的に攻める展開に!

しかし北斗の反撃にあい1発で試合が終わった!

ノーザンライトボム一発で!

紅夜叉は完全にのびてしまい、2分17秒(137秒)北斗晶の秒殺勝利!

試合後北斗はマイクを握り「おい!バリバリねーちゃん!お前よく一人で来たな!挨拶が遅れたけど私が北斗晶だ!」と格下の紅夜叉にも敬意を評しました。

この試合は、短時間ながら相手の持ち味を120パーセント引き出した凄い試合です!北斗のカリスマ性を120パーセント引き出した紅夜叉。紅夜叉の憎めないヒール感を120パーセント引き出した北斗晶。

プロレスの魅力が詰まった伝説の名勝負!

ノーザンライトボム 衝撃の凄さ

紅夜叉が自身の公式YouTubeチャンネルにてノーザンライトボムの衝撃について語っています。首から腰がいかれて立てなかったとのこと。やはりノーザンライトボムはとんでもない威力です!

ちなみに現在、紅夜叉は静岡県にては居酒屋「なごみ亭」の女将さんを務めています。

まとめ

バリバリの伝説試合。

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