プロレスに事故や事件はつきものですが、今回はプロレスの枠を超えた前代未聞の事件、安生洋二による前田日明襲撃事件を考察します!前田日明襲撃事件の経緯・真相に迫る!
前田日明襲撃事件とは?!
週刊ゴングの表紙になるなどメディアでも大きな話題となった前田日明襲撃事件。
1999年11月14日、東京ベイNKホールで開催されたUFC-Jの大会(UFC 23:Ultimate Japan 2)終了後、安生洋二が前田日明を背後から襲撃!
不意打ちの右ストレートで前田を殴打!
前田は前のめりに倒れて失神!
安生は傷害罪により略式起訴され、2000年1月5日に罰金20万円の略式命令を受けました。結果的に前田は失神しましたが、本来は殴った後に「文句があったらリング上でやろう」という話にするつもりだったとのこと。
前田日明襲撃事件 経緯
この事件に至るまでに、前田日明と安生洋二には長年にわたる確執が!
1994年、前田が社長を務めるリングスと安生が所属するUWFインターナショナルとの対抗戦の交渉が不調に終わり、不満を募らせた安生が前田を中傷!「高田さんを出すまでもない。僕でも200%勝てますよ」と挑発!
一方、前田もプロレス誌で「安生と道で会ったらタダでは済まさん。家族の前で制裁を加える」と発言!これについて、安生の自宅の襲撃を前田が示唆したとして、UWFインターは前田を名誉毀損と脅迫で告訴しました。この問題は前田が記者会見を開いて謝罪することで告訴取り下げとなり、いったんは収束!
1996年6月10日、ホテルオークラでのFIGHTING TV サムライ開局のパーティーで前田と安生が遭遇!壇上での記念撮影の際に前田が安生を「なめんなよ」と裏拳で小突き、一触即発に!アントニオ猪木が仲裁に入ったとされています。
そして1999年11月14日、安生による前田日明襲撃事件が勃発!安生曰く「パーティーの席でやられた時のお返し」とのこと。なんと前田日明襲撃事件は3年前(1996年)に小突かれたことに対する報復行為だったのです!
前田日明襲撃事件 真相は?!
この事件の真相はタブー視されていた面もありましたが、20年以上の時が達ち、YouTubeなどでもその真相が公になってきました。
元パンクラスの船木氏による証言。
関係者やマスコミは事件が起きることを事前に知っていたというから驚き!
さらに前田と安生の確執(安生の恨み)は、安生の若手時代から続いているという考察は興味深い。
YouTube前田日明チャンネルにて前田日明×ターザン山本の対談が実現!
ついに前田日明氏本人が襲撃事件を語る!
(前田日明襲撃事件は7:11〜)
もし殴られても、前田がのびないで(失神しないで)立っていたら、新聞で大騒ぎになって業界全体がダメになっていたとのこと。
つまり前田が失神していなかったら…
大怪我では済まない大乱闘…いや命をかけた戦争になっていたかもしれません。
まとめ
前田の失神=戦争抑止力
【安生洋二】ヒクソン道場破り事件はこちら
【前田日明】長州顔面蹴撃事件はこちら