プロレス界の問題発言といえば、北尾光司の「八百長野郎!」発言が有名です。問題発言の中の問題発言である北尾の八百長発言事件、今回はその経緯・真相に迫る!
北尾光司 八百長発言事件とは?!
北尾光司の八百長発言事件とは、ジョン・テンタと不穏試合になり暴走した北尾光司が、リングから降りてマイクで「八百長野郎!」と発言した事件です。レスラーからの八百長発言は前代未聞!観客や関係者が騒然となりました。
北尾光司vsジョン・テンタ 不穏試合!
問題の八百長発言のきっかけとなった北尾光司vsジョン・テンタは、メガネスーパーが設立したプロレス団体SWSの大会で行われました。
1990年2月10日、新人としては異例の新日本プロレス東京ドーム大会でデビューした元横綱・北尾光司は長州力と揉め事を起こし、9月に新日本プロレスとの契約を解除。その後、北尾は天龍源一郎を頼り11月1日にSWSに入団。翌91年ジョン・テンタとの2連戦で前代未聞の事件が勃発します!
初戦の1991年3月30日東京ドームはテンタが先勝。4月1日に行われた神戸大会は序盤からかみ合わず、ロックアップさえしない不穏試合に!明らかに不機嫌な北尾は場外にエスケープ。そして本部席の机を持ち上げるとリングに向かって放り投げ暴走!
リングに戻りテンタと対峙した北尾は、なんと指をテンタの顔に向け目つぶしポーズ!激高したテンタはなんと同じ目つぶしポーズで対抗!緊迫した状況が続くが、北尾は間に入ったレフェリーを蹴り上げる暴挙!北尾の反則負け裁定が下りました。
そしてリングを降りた北尾はマイクで問題発言を連呼!
「八百長野郎!この野郎!」
「八百長ばっかりやりやがって!」
「この八百長野郎!」
前代未聞のレスラーからの八百長発言!さらに観客に向かって…
「お前ら、こんな試合見て面白いのか!」
とネクストレベルの暴言を連発!
貴重な北尾の八百長発言映像がこちら。
テンタとの不穏試合、そして八百長発言に会場は騒然!
さらに控え室でも北尾の暴走は止まらなかった!船木誠勝氏の証言によると、SWSの現場を仕切っていたメガネスーパー社長夫人に対し、北尾は「うるせえババア!」と暴言を浴びせ椅子を投げつけたというのだ!船木氏曰く、八百長発言より「うるせえババア!」の方が問題とのこと。
北尾光司 八百長発言真相!
北尾光司とジョン・テンタ、二人とも相撲界からプロレスへ転向しており経歴は似ていますが、相撲では北尾は横綱、テンタは幕下という格差がありました。しかしプロレスの実績は逆で、まだまだ新人だった北尾に対し、テンタはWWEのトップヒールの座に君臨していました。
もちろん北尾にとってはこの状況は面白くなく、プロレスでのテンタとの実力差にフラストレーションが溜まっていたようです。
北尾の実力不足
↓
テンタへの嫉妬
↓
不穏試合
↓
フラストレーション爆発
↓
八百長発言
つまり北尾のワガママが原因でしょう。
八百長発言後の北尾光司のコメント
どうだ、盛り上がっただろう?
北尾光司 談
北尾光司ぶっ飛んでます!
まとめ
北尾光司は再評価されるべきだ!