2019年9.16鹿児島で行われる、飯伏幸太 vs KENTAの煽りVTRを考察しました。
この試合はG1CLIMAX29で見事優勝し、2020年の東京ドーム・IWGPヘビー級王座挑戦権利証を獲得した飯伏幸太選手に、KENTA選手が挑戦するという試合です。試合は、その挑戦権利証を賭けて行われます。
煽りVTR
出典:YouTube
飯伏幸太 海岸プロレス修行
まず鹿児島県姶良市重富海岸という聞きなれない海岸からVTRはスタートします。しかも流木にゴムが張られているというシュチュエーション。プロレスファン以外の方が見ると、現代アート作品と勘違いしてしまう程の奇抜さです。
そしてVHSと思われる粗い映像になった瞬間、海岸でいきなり、
フェニックススプラッシュ!
ジャーマンスープレックス!
強烈なラリアット!
動画10秒たたずして度肝を抜かれます。
その粗い映像は、少年飯伏幸太が地元鹿児島の海岸でプロレス修行をしている映像です。スキルが高すぎてプロレスごっこの域を超えています。さらに飯伏幸太選手が語るには「プロレスラーを目指したのは小学校5年生、11歳」とのこと。その本気度とプロレス身体能力の高さに敬意を表します。
2019 飯伏幸太の覚悟
飯伏幸太選手は2013年から、新日本プロレスとDDTプロレスのダブル所属として活躍しますが、2016年に両団体から退団すると発表。その後、個人事務所「飯伏プロレス研究所」を立ち上げ、事実上のフリー選手として歩み始めます。その後WWE方面の大会にも出場しますが、試合数は減ってしまします。プロレスラーつまりプレイヤーとしてはその才能を発揮し、まさに天才ですが、マネジメント能力に天性の才能はなかったのでしょう。しかしこれは社会において普通なことで、プレイヤーに撤する人、マネジメントに撤する人、さらには両方やる人、様々な人がいて社会のバランスが成り立っています。まさに持ちつ持たれつです。
少し話がそれましたが、飯伏幸太選手は新日本プロレスに帰ってきます。そして2019年4月に再び新日本プロレス入団を発表。今回は覚悟が違います。それは今回のVTRからもビシビシ感じます。
「プロレスを広めたい」
シンプルながら広い視野と力強さを感じます。さらには、
「1月4日にIWGPヘビー級のベルトを獲ったまま、1月5日にインターコンチのベルトに挑戦する」二冠になることで「本当の意味でプロレスを広めることができる」というのです。
この提案が正式に決定すれば前代未聞です。そして本当に二冠になればどういう展開になるのかすごく興味があります。さらには現インターコンチ王者の内藤哲也選手もIWGPヘビー級ベルトとの二冠を掲げており、今後の動きに注目です。
飯伏幸太の実家の部屋
実は、私が今回の煽りVTRで最も注目したのがVTR後半、2:47あたり。少し小さいのでぜひ大画面で確認してほしいのですが、少年飯伏幸太が過ごしたであろう実家と思われる一室の壁に
“筋肉だ”
と手書きっぽく書かれたものが掲げられていた事です。飯伏幸太選手の少年時代から続く熱いバイブスを感じました。
まとめ
・飯伏幸太選手の少年時代がヤバイ
・飯伏幸太選手の覚悟がヤバイ
・飯伏幸太選手の実家の「筋肉だ」がヤバイ
※対戦相手のKENTA選手のことに全く触れていなくて申し訳ないです。今後KENTA選手についても熱く語りたいと思います。